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「僕、綾子さんのことが好きです」
その告白は突然だった。

人妻高校教師綾子の夏休みは危険に満ちていた。

1年前に告白された隣人ヒロシとの再会した夏。

あの時高校生だった青年は今やたくましいイケメン大学生に。

夫は仕事でいない。
娘も合宿でいない。

心寂しくなった綾子は彼を部屋に招き入れてしまう。

「一ヶ月半くらい前に綾子さんによく似た人、東京で見かけました」

まさかあの時、、
決して見られてはいけない相手と、
確かにいた、、
本当に久しぶりに会った元カレとのたった一晩の逢瀬、、、

偶然に、ヒロシに、その時の写真が撮られていた。

「これ、綾子さん、でしょ？」

「お願い、見なかったことにして、、、」

その夜は、綾子に朗読をせがむくらいで、
隣の家に戻っていった彼だったが、、、

独り寝の綾子は、いけない妄想にカラダを火照らせて、、、

その様子は密かに隣人の彼に、、、

次の日、
弱みを握られた人妻に
恋い焦がれる隣人のイケメン青年が迫る、

「見なかったことにしてあげてもいいですけど、、
、、ね、、、」

二人の危険な関係が深まろうとするときに、、
夫から出張を切り上げて帰宅するとの連絡が、、、

「オレ、綾子さんのことが好きです」　
再びの告白は、一年前とは違っていた。

隣人イケメンの綾子への恋慕は、
いつしか人妻への愛欲が加わり、、
もう止めることはできなかった、、、

ギリギリの緊張はかえって刺激となり、
綾子の官能を大きく揺さぶり、
危険な状況は理性を麻痺させ、
被虐の悦びが喚び醒まされて、
淫らな道へと墜ちていく勢いを加速させるだけだった。

綾子が忘れかけていたオンナの悦びの炎が
狂おしいまでに激しく燃えあがろうとしている。

人妻であり
教師であり
ママでもある綾子。

隣人のイケメン青年の
可愛さと
狡さと
逞しさと
イジワルさと
激しさと
やさしさと
愛情と、、、、


翻弄されながら、
人妻教師綾子は、官能に包まれて、
夏の盛りに堕ちていく。