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第103章 ３日目　夜３　セフレ教師の誓い

でも、義兄アキラの表情は
変わらなかった。
だから、本当に見つめていたのかは、
わからない。
ただ、リビングの入り口の方を
見ているのだけは確かだ。


でも梨花は、もはや、
動けなかった。
義兄と座位で繋がっている
担任教師の綾子を
自分に置き換えていた。


、、、お義兄ちゃんと
あんなにぴったりくっついてみたいな、、、
手ですら触ったことないよ、、、


義理とはいえ兄妹で
それぞれいい年頃だ。
意識しあって逆に
距離がいつもできてしまっていた。


一度、昼間に自室のベッドで
本を読んでいたアキラの横に
「お義兄ちゃん、何読んでんの〜」
と跳ねるようにして
飛び込んで横にくっついたことはあった。


梨花にとっては勇気がいる行動だったけれど、
アキラは、驚いて、
さっと離れてしまった。


本当の兄妹なら
それくらいなんてことはないのだろう。
血が繋がっていないからこそ
意識し合ってしまっていた。


、、、いいなぁ、
綾ちゃん、、、
お義兄ちゃんに
抱きしめられて、
あんなに気持ちよさそう。


セフレだなんて言ってたけど、
これじゃまるで
本当の恋人同士じゃない？