パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第110章 深夜6　淫獄の寝室・虜囚人妻の叫び

綾子は、
ねっとりとした漆黒の
闇夜に包まれて、
いつもとは違う境地の
快楽の宇宙に揺蕩っていた。


アクメに達した後の
フワフワとした
浮遊感がありながらも
そのまま、底なしの
ブラックホールへと
吸い込まれて堕ちていくような感じ。


もがいてももがいても
その漆黒に囚われて
逃げることはできない。


カラダの外側だけでなく、
内側にまで
侵入されて身動きが
取れなかったからだ。


このまま、
漆黒に侵食され、
自分のカラダまでも
黒く染まっていくようだ。


股間がねっとりと熱い。
漆黒のマグマが、
カラダの中で、
炸裂したような
感覚があった。


、、、この香り、
アタシの好きな、
森の香りのするアロマ、、、
アタシの寝室、、、


、、、確か、、、
アタシ、、、
梨花ちゃんと電話で
話しながら、、、
、、、
そうだ、、、
逝っちゃったのよね、、、


いつもなら、
黄金色にスパークするような
アクメを迎えて、
祝福の空に昇天
していくのが、
今夜は違っていた。


、、、どうしたんだっけ、、、


綾子の頭に、
さっき最後に聞いた声が
ドス黒い声が鳴り響く。


「うぉぉぉ、、、
綾子ぉ、、、
くらぇぇ、、、」