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氷の戦乙女は人たらし公爵に溺愛される〜甘く淫らに溶かされて〜
第5章 5章 陰謀渦巻く舞踏会
(まさか……!)
嫌な予感がしたのとほぼ同時に、アストゥートがドロワーズに手をかける。彼がドロワーズを引き下ろすのを肌で感じていると、大きな音を立ててドアが壊れた。
「アストゥート!!!」
ラウルはテーブルの上に飛び乗ると、アストゥートの髪を掴み、壁に打ち付けた。怒りでギラついたラウルの目に、カミリアは怯えるのと同時に嬉しくなる。
いつも温厚で優しいラウルが、自分のためにここまで怒ってくれている。不謹慎だが、それが嬉しかった。
「よくも、ソニアを……」
「おいおい、そんなに怒るなよ。まだヤッてないんだから」
「黙れ」
ラウルはアストゥートの頭を壁に打ち付け、腹に膝を入れて彼の髪を離した。アストゥートはうめき声を上げ、テーブルの上に倒れた。
「ラウル……」
カミリアが名前を呼ぶと、ラウルはハッとして燕尾服を脱ぎ、カミリアの上にかける。
「ひとりにしてごめん。ここから出よう」
ラウルはカミリアを抱き上げると、ここから離れた休憩室に連れていく。ラウルの体温が、匂いが、催淫剤で火照った身体を更に火照らしていく。
「苦しそうだね」
「催淫剤を……」
カミリアがそれだけ言うと、ラウルは顔をしかめる。ラウルに迷惑をかけしてまったと反省するが、身体はラウルに期待して、更に疼いていく。
休憩室に入るとラウルは鍵を締め、カミリアをソファに寝かせた。悲しそうな顔をして、カミリアに覆いかぶさる。
「嫌かもしれないけど、触れるよ。このまま放っておいたら、気が触れてしまうからね」
ラウルの言葉に、カミリアはコクンと頷く。もちろん羞恥はあるが、ラウルになら触れられてもいいと思った。
「アイツに、どこまでされた? キスは?」
ラウルの指が、唇をなぞる。背筋が粟立ち、ヴァギナから愛液が零れてしまう。
(どうしちゃったの? 私……)
催淫剤で淫らになってしまった身体に戸惑っていると、ラウルの顔が近づく。熱い吐息が顔にかかり、胸が高鳴る。
嫌な予感がしたのとほぼ同時に、アストゥートがドロワーズに手をかける。彼がドロワーズを引き下ろすのを肌で感じていると、大きな音を立ててドアが壊れた。
「アストゥート!!!」
ラウルはテーブルの上に飛び乗ると、アストゥートの髪を掴み、壁に打ち付けた。怒りでギラついたラウルの目に、カミリアは怯えるのと同時に嬉しくなる。
いつも温厚で優しいラウルが、自分のためにここまで怒ってくれている。不謹慎だが、それが嬉しかった。
「よくも、ソニアを……」
「おいおい、そんなに怒るなよ。まだヤッてないんだから」
「黙れ」
ラウルはアストゥートの頭を壁に打ち付け、腹に膝を入れて彼の髪を離した。アストゥートはうめき声を上げ、テーブルの上に倒れた。
「ラウル……」
カミリアが名前を呼ぶと、ラウルはハッとして燕尾服を脱ぎ、カミリアの上にかける。
「ひとりにしてごめん。ここから出よう」
ラウルはカミリアを抱き上げると、ここから離れた休憩室に連れていく。ラウルの体温が、匂いが、催淫剤で火照った身体を更に火照らしていく。
「苦しそうだね」
「催淫剤を……」
カミリアがそれだけ言うと、ラウルは顔をしかめる。ラウルに迷惑をかけしてまったと反省するが、身体はラウルに期待して、更に疼いていく。
休憩室に入るとラウルは鍵を締め、カミリアをソファに寝かせた。悲しそうな顔をして、カミリアに覆いかぶさる。
「嫌かもしれないけど、触れるよ。このまま放っておいたら、気が触れてしまうからね」
ラウルの言葉に、カミリアはコクンと頷く。もちろん羞恥はあるが、ラウルになら触れられてもいいと思った。
「アイツに、どこまでされた? キスは?」
ラウルの指が、唇をなぞる。背筋が粟立ち、ヴァギナから愛液が零れてしまう。
(どうしちゃったの? 私……)
催淫剤で淫らになってしまった身体に戸惑っていると、ラウルの顔が近づく。熱い吐息が顔にかかり、胸が高鳴る。