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Tears【涙】~神様のくれた赤ん坊~
第5章 ♠RoundⅢ(淫夢)♠
ネックレスは滴型で周囲をシルバーの縁が控えめに囲んでおり、イヤリングもそれとお揃いのデザインだ。シンプルだけれど、品が良くて可愛らしい。
「嬉しい、本当にありがとう」
紗英子はイヤリングを耳に付け、ネックレスも首にかけようとした。しかし、なかなか上手くゆかない。
直輝が苦笑して側に寄ってきた。
「相変わらず不器用なヤツだな、貸してみろよ」
紗英子からネックレスを受け取り、直輝は紗英子の後ろに回った。紗英子は背中まである長い髪を纏め、うなじを見せる。
「じっとしてて」
直輝の声が更に近づき、冷たいネックレスのチェーンが素肌に当たった。次いで、温かな手の感触が紗英子の首筋をつうっと撫でる。
「相変わらずだよな、お前のうなじって昔っから色っぽくて、そそられるんだ」
「嬉しい、本当にありがとう」
紗英子はイヤリングを耳に付け、ネックレスも首にかけようとした。しかし、なかなか上手くゆかない。
直輝が苦笑して側に寄ってきた。
「相変わらず不器用なヤツだな、貸してみろよ」
紗英子からネックレスを受け取り、直輝は紗英子の後ろに回った。紗英子は背中まである長い髪を纏め、うなじを見せる。
「じっとしてて」
直輝の声が更に近づき、冷たいネックレスのチェーンが素肌に当たった。次いで、温かな手の感触が紗英子の首筋をつうっと撫でる。
「相変わらずだよな、お前のうなじって昔っから色っぽくて、そそられるんだ」