この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Tears【涙】~神様のくれた赤ん坊~
第10章 ♦RoundⅦ(再会)♦
 その時。内線が鳴り響き、直輝は眉を顰めて電話を取った。
「もしもし」
「矢代課長、外線三番にお電話です」
 どこか舌っ足らずな口調なのは、受付課の小泉満奈美に違いない。
「ああ、判った」
 直輝は事務的な口調で言った。
 と、急に満奈美の口調が馴れ馴れしいものへと変わった。
「課長も隅に置けないんですね。女性の方ですよ、電話」
「君には関係ない話だろう」
 直輝は努めて冷淡に断じる。この小泉満奈美という女には手を焼いていた。
 直輝は社内でもかなりモテる方であった。別に自分で言っているわけではなく、どうやら同僚たちの噂では、そのようなことになっているらしい。自分のどこが良いのか判らないが、若い女子社員の中では〝社内で不倫してみたい、抱かれてみたい男〟のナンバーワンだとか。
/435ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ