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100万本の赤い薔薇
第11章 小さな箱
4月になり、結依は高等部に進み、
拓人は中等部3年に進級した。

良い機会だからと、制服姿の子供たちと落ち着いたスーツ姿の長谷川、そしてゆったりとしたワンピース姿の茉莉子の4人で家族写真を撮った。


長谷川も大学での仕事が始まったが、
オリエンテーリング後、本格的に授業が始まる前にと、
少しツツジの時期には早かったが、
茉莉子を筍懐石を食べに連れて行った。

お腹もどんどん大きくなってはいたが、
健康状態も良く、
日帰りでは勿体ないと子供たちに言われて
2人で京都に一泊することになった。


京都に戻り、夜は長谷川が軽く飲むのを楽しそうに見ながら、
湯葉料理をいただき、ホテルに戻った。

2人きりで気兼ねなくとは言っても、
茉莉子を気遣ってくれる長谷川は、
少し遠慮気味ではあった。

それでも一緒にお風呂に入り、
お互いにボディソープで身体を洗い合っていると、
長谷川が途端に元気になった。

ベッドで互いを舐め合っていると、
茉莉子は恥ずかしそうに声を上げる。


「誰も居ないんだから、もっと声を出して」
というと、

「でも恥ずかしいわ」と身体を捩ってしまう。

「あっ…そんな…。
ダメ。舐められなくなっちゃう」というので、
長谷川は向きを変えると、
茉莉子の声をもっと出させるように、
芽を剥いて指で捏ねながら、
割れ目を舐めて舌を差し込む。


「ああああ…っ」
茉莉子の力が突然抜けたようになり、
痙攣する。

そのまま、指を引き抜き、
茉莉子を四つん這いにして、
ゆっくり入る処を見ながら茉莉子を貫いた。

茉莉子の白い尻を掴んで腰を動かす。

「あっ!あん。
亮太さん、私…。
おかしくなりそう」

手を前に回して、ぷっくり露出している芽を撫でると、
茉莉子のナカが締まって、
自分が引き込まれそうになる。

お腹に負担が掛からないようにと、
茉莉子の身体を起こして突き上げる。

胸も揉みしだくと、
茉莉子が喘いでナカもざわめいた。


「もうっ…ダメ。死んじゃう」
と叫ぶ茉莉子を支えながら、
長谷川も果てた。


偶には子供たちを気にせずホテルも良いなとは思ったが、
赤ちゃんが産まれたらそうも言ってはいられないのだろう。

それでも、これからもこうやって、
2人で愛し合い続けたいと思った。
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