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23時から5時まで~パピちゃんとママだけの真夜中の冒険
第4章 『おうちに帰れなくなってもいい…』
時は、夜10時50分頃であった。

ママは右手にランジェリーバックを持って、左手にパピちゃんのおててをつないで再び冒険に出た。

ママが着ている白のブラウスは、長い丈をくくらずにたらした状態で、フロントのボタンは下の二つと上の二つを外していた。

パピちゃんとママは、ダム湖の遊歩道から歩いて集落へつながる道路に出た。

電柱に設置されているLEDの街灯が灯る中、パピちゃんとママは森林へ向かって歩いた。

家々で暮らしている住民のみなさまは、すでに眠りについていたので、集落は静まっている。

草むらから秋の虫の鳴き声が、森林からフクロウの鳴き声がそれぞれ聞こえている。

この時、気温は27度で蒸し暑かった。

ママが着ている白のブラウスが、汗でべたついて肌にはりついている。

ブラをつけていない199のMカップのふくよか過ぎる乳房が、ブラウスから透けて写っている。

集落の集会所付近の橋を越えた時、ふたりの身体に生ぬるい風が吹いた。

時は、深夜11時くらいであった。

橋を越えてから1キロ先の林道にさしかかった。

ここから先、舗装されていない森林道に入る。

もう、おうちに帰れなくなってもいい…

パピちゃんとママは、究極のきもだめしをするために森林に入った。

深夜11時50分頃であった。

ママは右手にランジェリーバックを持って、左手にパピちゃんのおててをつないで林道を歩いている。

森林にフクロウの鳴き声が聞こえている。

ところどころで、木々が揺れる風の音が聞こえた。

こわい…

こわいよぉ…

もしかしたら…

何か起こるのではないのか…

パピちゃんとママは、そんなことを心配しながら林道を歩いた。

深夜1時半頃であった。

パピちゃんとママの目の前に、うんと遠くに沿岸の街の灯りが灯っているのが見えた。

パピちゃんとママは、そのまま坂を下りて下の地区へ向かうことにした。

ところ変わって、下の地区にある湖のはたにある休憩所にて…

パピちゃんとママは、休憩所にある8畳のたたみに上がって足を休めた。

ママは、ランジェリーバックの中からスマホを取り出した。

スマホの時計は、深夜2時15分と表示されていた。

ママは、スマホをランジェリーバックに収納してファスナーを閉めた。
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