この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
犯されてイキたい願望妄想
第9章 【隣人のエッチなお姉さん】
ゆっくり開かれたクローゼット。
目の前に立つ悲しい顔した莉央さん。
乱れた服を直して泣きながら「ごめん」と言った。
震えている肩を抱くしか出来ない自分が不甲斐ない。
抱き締めるとそれさえ拒む。
首を振って「汚いから」と。
「旦那さんが言ってた事…本当?」
思わず顔を上げた瞳がまた大きく揺らぐ。
僕だってこんな事聞きたくない。
口が勝手に滑るんだ。
小さく頷き、風俗嬢だと打ち明けられた。
旦那の会社経営を支える為に頑張ったけど右から左にお金は流れていくだけで風俗を勧めたのも旦那だと知った時は腸が煮えくり返る思いを抱いた。
「良いように使われているのも何となくわかってた…好きだからこそ支えたかったのにもうどうでも良くなっちゃって離婚切り出したらやっぱり私は金づるだったみたい、必死で繋ぎ止めようとしてる」
言いながら頬を濡らす莉央さんを抱き締めるしかなかった。
優しくしないで…と言われてもこの手を離したくない。
「樹くんには…知られたくなかったな」
大粒の涙を拭いながら言うの反則です。
守りたくなるじゃないですか。
「いつから旦那さんとはこんな関係に…?」
「……二年くらい…最初の一年は一緒に頑張って、無理だって気付かされて壊れる前に此処に逃げ込んだ…此処だけが唯一息が出来る場所だったの」
それでも、風俗を続けるしかなかったのか。
全てはあの旦那から逃れる為だっただろうにあんな弱みまで握られて莉央さんの幸せは?
自分を押し殺してやってきてホッと出来た時なんてあっただろうか。
「いくら借金があるんですか?」
「聞かなくていい、これは私が稼げばいいだけの話だから」
「もう風俗なんかしないでください!もっと自分を大事にしないと!」
「じゃ、樹くんがお店来てお金落としてってよ、私を稼がせて」
「え…?」
「引くでしょ、こんな女……」
力無く、もう終わろって言われた。
普通の男ならここで身を引くかも知れない。
でももう普通じゃない僕は。
まだ旦那さんの残した精子があるオマンコに捻じ伏せるよう腰を振ってしまった。
泣きながら興奮した自分を隠しきれず射精する。
その時彼女が冷やかに笑い喘いでいるなんて知る由もなく。
完