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犯されてイキたい願望妄想
第14章 【夜間学校で教え子と性の授業】
それでも嫌な予感は的中してしまう訳で。
「せーんせい」
「え?早いね…?こんな時間に」
職員室に来たのは理事長の孫だと聞いた金髪の前田くん一人。
まだ登校するには早い時刻。
私も学校に着いてすぐだった。
何だか機嫌が良いみたいで終始ニコニコ顔だ。
職員室には他の先生方も数名いらっしゃるが皆、机に向かって作業されている。
生徒に見向きもしないなんてちょっと冷たい感じもするけど、この時本当は目を合わせたくなかったのだと後々知った。
面倒な事には巻き込まれたくない。
彼の声を皆インプットするほど恐れていたらしい。
何も知らない私は彼に要件を聞いた。
「今日早く仕事終わったから来ちゃった、ねぇ先生、勉強教えてよ」
特に急ぎの仕事もなかったので快諾してしまった。
教室に行こうと言ったのは私。
教えてるうちに皆が登校してくるだろうと思っていたから。
でも油断してしまった。
教室に入った途端、よく一緒に居る同じ作業服の子やあと2人ほど生徒が席に着いていた。
扉を締めた前田くんは私に携帯の画面を見せてくる。
そこにはこの前一緒に帰った国語教師と私が映っていた。
何処からか撮られてた。
見方によっては寄り添っているみたいな映りだ。
よく背中とか触られるから適当に受け流していたんだと思う。
そこを撮られて私は今から強請られるのだろうか。
「先生って地味で真面目な顔してるけどコイツとデキてたんだ?この後どうしたの?ホテル行った?教師同士のセックスってつまんなさそうだね?」
「何か勘違いしてるようだけどその先生とは帰りが一緒になっただけで駅で別れたわ、変な言い方はやめて」
「え〜?コレ満更でもなさそうな顔してるよ〜?コイツ妻子持ちだぜ?良いのかよ、新米教師が不倫とかさ……ダメじゃんねぇ?」
「何バカなこと言ってるのよ、そんな関係じゃないわ」
「じゃ、このまま教育委員会送っちゃおうか?変なウワサ立てて居場所なくしてやるの俺得意なんだよね」
「こんな事して何になるの?あなた達の思い通りにはならないわよ」
動揺なんて一切しない、身に覚えがないんだから。
大人を侮辱するとどうなるか知らしめる必要があると強く出た。