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犯されてイキたい願望妄想
第14章 【夜間学校で教え子と性の授業】





今日はあの子たちは登校日ではない。
何だかホッとしてしまっている自分に気が付いた。
別に何か問題を起こした訳でもないが少しだけ苦手だなと認識している。
教師としてあるまじき行為だが2人が居ない日は伸び伸びと授業出来ていた。




「どうですか?授業は順調ですか?」




隣の席に座る国語教師に声を掛けられた。
無口な男性だと思っていましたが急に話しかけてくるので対応に疲れる。
此処でもニコニコしてなきゃならないのか。
疲れた顔を見せると大丈夫ですか?とやたら肩に触れてきたり背中を擦ってきたりするのでストレスだ。




「良かったらこの後お酒でも飲みませんか?歓迎会も兼ねて」




「あの、他の方もいらっしゃるんですか?」




「いえ、僕だけですよ、他の先生は来れないみたいで」




え………2人で歓迎会?気持ち悪い。




「あの、今日は私も用事がありまして…せっかく誘って頂いたのにすみません、また今度皆さんがいらっしゃる時にでも是非」




「わかりました、それでは駅までご一緒しましょう」




「あ……はい、わかりました」




仕方なく2人並んで駅まで歩く。
大丈夫、別に変じゃない。
先輩教師の方と帰りが一緒になっただけ。
あまり好きなタイプではないけど、社会に出ると苦手な人とも関わっていかなければならない。
自分の為だと思って割り切らなければやってられない。




「あ〜知ってました?あなたのクラスに前田賢斗って子居るでしょ?あの金髪の」




「あ、はい」




「彼、うちの学校の理事長の孫だってこと」




「えっ!そうだったんですか?」




「まさかもう何か問題起こしましたか?」




「え、いいえ……まさかって以前何かあったんですか?」




「い、いえ……不登校が原因でろくに勉強もせず遊び呆けていたそうです、理事長がそれを見兼ねて夜間クラスに入学させたんですよ」




「そうでしたか…ありがとうございます、教えて頂いて」




「あの、もし何か困った事があったら遠慮なく相談してくださいね?」




「ありがとうございます」




苦手だと思っていた人が実は良い人だったなんてドラマの世界だけかと思っていたけどそうでもなかったみたい。
駅で別れて私は帰路に着いた。











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