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犯されてイキたい願望妄想
第15章 【レイプのレイプ】





性犯罪の現場として使われている。
私はこれからどうするべきなのか。
警察に通報して、現行犯で逮捕されたとしてもあの中心的な男がもし居なかったら…?
逮捕されずに済んだら…?
大勢いるうちのほんの一握り程度しか逮捕されなかったとしたら、まず最初に私が疑われ潰しに来るかも知れない。




女性にも手をあげる連中だ。
私など何の苦にもならずに殴り殺すだろう。
そう考えただけで手脚は震え、何も出来ない自分が居ました。
そこで、私は考えたのです。




誰も居ない時間帯に店へ出向き、隠しカメラを設定しました。
証拠を押さえる為です。
全員顔を押さえるまでは録り続けてみようと企てました。




見つからないよう小型カメラを2ヶ所設置。
よく襲われている場所に向けて、心臓はバクバク鳴りながら店を後にしました。




自宅は店から数キロ離れたところにあります。
どうにか遠隔操作出来る距離です。
カメラの方向を変えたり出来る仕組みです。
私はひたすら彼らを待ちました。
しかし、肝心な事に、彼らは夜遅くやって来る為、店内は真っ暗になるのでもし犯行に及んだとしてもバッチリ押さえる事は出来ない。
ましてや顔も見えない。




すぐに暗視カメラを購入し、また設置しに行きます。
その2日後、予想は的中しました。
10名ほどは居たでしょうか。
私は息を呑みカメラから現場を見つめます。
そして、度肝を抜かれた。




若い女性ばかり狙う性犯罪だと思っていた。
しかし、カメラに映っているのは若い女性だが、若すぎる。
中学生か?小学高学年か?
歳はわからない。
だが、幼い……幼すぎる。




私はこれから起きる集団レイプ犯たちの性犯罪を此処で黙って見ているだけなのか。
心臓が暴れてガタガタと震える事しか出来ないのか。




奴らはランタン等を持ち込んでいた。
仲間にも見えるようにだろう。
顔が映るようカメラの位置を変える。
頼む、気付かないでくれ…!
そのまま……そのまま……犯行に及んでくれ。




証拠を押さえる為なんだ……と自分に言い聞かせた。
助けれるチャンスをまた、私はみすみす見逃すのだ。
情けない……悔しいか?
こんな事しか出来ない自分を恨むか?




いや、私は気付いていたのだ。










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