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犯されてイキたい願望妄想
第16章 【父の愛人と中出し濃厚セックス】
来る日も来る日も俺は誰に挿入してるんだ?
どんな女に腰振ってんだよ。
学校でも保険医の他に身体を重ねる相手は居た。
少し優しくしたら勘違いして俺と寝たがる女は腐るほど居たんだ。
「お父さんの仕事、手伝ってるんだよね?」
「え……?」
「ほら、よく呼び出されるじゃない、あれって将来を見越して後を継ぐ為になんでしょ?凄いよね、もう働いてる」
彼女がバカ女で良かったって思う反面、どうしようもなく泣きつきたくなる時もある。
でもどんな言い訳したってやってしまった事に変わりはないから結局傷付けて終わる。
そしたらコイツは俺の傍から離れていく事もわかっている。
だからこそ言えなくて……黙ってるしかなかった。
ギュッと抱き締めて何も言わない俺を不思議に思ったか?
「もう一回する?」
彼女の方から言ってきてびっくりしたけど、ごめんな。
前は3回くらい普通にしてたのに最近は1回して終わりだもんな。
物足りねぇか?身体慣れてきたのか?
出来ない身体になってきてる訳じゃねぇんだ。
やろうと思えば出来る。
でもな、身体が勝手に精子を溜め込めようとするんだ。
いつでも出せるように。
射精出来なければ能無しだと親父に見捨てられる気がして。
そっと髪を撫でた。
「お前の身体まだ慣れてねぇよ、自覚ねぇのか?ヤルだけが目的じゃねぇんだぞ」
「うん……わかった」
しょうもないとこ気にすんな。
その代わりキスは何度もした。
唇がヒリヒリするって笑いながらも俺は止めなかった。
「下手くそ、もっと舌絡ませてこい」
そんな事を言いながら唯一俺が安心して過ごせる相手なんだって嫌でも気付いたよ。
最初から対等にぶつかってきた初めての女だったから。
こんな俺でごめんな。
本当の俺を知ったら目の色変えて消えてっちまうのかな。
いつの日かわかってしまう日が来るのだろうか。
「もうあんたとセックスしねぇから」って彼女以外の女と手を切ったとしても何の懺悔にもならないけど。
それほど俺がのめり込んでいたのか。
周りには内緒で付き合っているのは変わりないけれど前より大事にしてるつもりだった。
あの悪夢が起きるまでは。