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犯されてイキたい願望妄想
第16章 【父の愛人と中出し濃厚セックス】
今、何処に居る?
受話器から聴こえてきた親父の声。
足はすくんだ。
向かっていた先に踵を返さなければならないなんて。
あと数分ほどで彼女の家に着く時だった。
近くのカフェで帰ってくるまで時間を潰そうとしていたのに。
「すぐに向かいます」
重い足取りで会社に向かった。
今日は一度も出していない。
だから大丈夫だ。
ハハハ………何が大丈夫なんだ?
頭の中には彼女しか思い浮かばないのに今から他の女を抱きに行く。
なんて最低な彼氏なんだ、俺は。
合わす顔ねぇよ。
目を閉じてお前を思い浮かべてやってもいいかな。
ひと目でも会いたかった。
いや、会うと余計離れ難いな。
ダメだよな、そんなんじゃ。
お前はいつも抱いた後に「好き」って言葉にしてくる。
それが可愛くていじらしくて心の中で「俺も」って思ってた。
もっと言葉にして欲しいみたいだけど、俺が言ったら全部嘘になるから。
もうすでに騙してるんだ。
呼び出し以外は一緒に居てやれるけど、会社の事なんて教わってねぇよ。
いつも誰かを抱かされている。
お前には理解し難い世界観だよな。
俺も逆らえずにずっと従ってきた。
それはこれからもそうなんだ。
自分自身が不甲斐ないばかりに抜け出せないでいる。
いつものように社長室をノックして入った。
まずびっくりさせられたのは、もうすでに裸にさせられた女がアイマスク、手錠を掛けられソファーに座らされていた。
足音に気付いた女はビクッとしている。
見た目は若いが40もいっていないような……わからない。
とりあえず親父の姿を探す。
奥の部屋の扉をノックした。
勝手に入ってはいけない部屋だったので出てくるのを待った。
「おう、来たか、いつも通り彼女をイかせてやりなさい、終われば声を掛けろ」
見ないのか……言われた通りの事をするだけだが何だか少し嫌な予感がした。
その予感は最悪の事態で的中するなんてこの時の俺には想像も出来なかったのだ。
まさか、奥の部屋にはもう一人愛人を連れ込んでいるのだろうか。
もしくは後でまた3Pか4Pか。
一体何を考えているんだ。
それでも俺は自分の股関を触り女の元へ行く。