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犯されてイキたい願望妄想
第7章 【義理父の精子提供】
そして二週間後。
予定通り生理がきて肩を落とす日々。
射精が早過ぎてもダメなのかしら。
あまり出さな過ぎも良くないって聞く。
私たちの場合、セックスレスとまではいかないにしても頻度は確実に減っている。
排卵日に誘っても断られた事もあって無理強いは出来ない。
同級生の結婚妊娠報告が届くたびに溜め息しか出なくなった。
自分より遅く結婚した友達が先日双子を出産した。
でもうちには来ない。
自然に任せるってどの程度?
諦めた瞬間授かった…なんて聞くけど諦め方がわからない。
最後にした日から1ヶ月以上経っている。
2ヶ月なければセックスレスらしい。
自慰行為をするのも虚しさがあった。
やっぱり本物で快楽を味わいたい。
「最近、溜め息が増えたな…息子と上手くいってないのか?」
朝食後、義理父から言われてハッとした。
「すみません、朝から溜め息なんて」
「いや、他人同士が人生を共に歩んでいくんだ、必ずぶつかる事や立ち止まる事もあるだろう」
今の自分にとって刺さる言葉でした。
義理父は普段も教室と同様、作務衣で過ごされている。
姿勢も良く、食べ方も綺麗であまり料理が得意ではない私のご飯をひとつも残さず食べてくれる。
とても尊敬していました。
だから、聞き間違いだと思ったのです。
「昌彦とはちゃんと性行為しているのかね?」
「え…?」
あまりにも自然に聞いてくるので慌てふためきどう返事すれば良いのかわかりませんでした。
食後の昆布茶を一口飲み、再び。
「昌彦に抱いてもらえてないのかな?仕事を理由にしているのなら私から言っておこう」
「えっ、そんな……お義父さまからだなんて」
こんな事、昌彦さんの耳に入れば何て言われるか。
益々セックスレスになると思いました。
「とにかく、夫婦の問題ですので…ちゃんと話し合います」
一線引いたつもりだったが、
「やはり抱いてもらえてなかったのだな」とカマをかけられていたようです。
「洗濯してきます、お皿はそのままにしておいてください」
その場から離れようとした瞬間、シワシワの角張った手が私を引き止めました。