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犯されてイキたい願望妄想
第7章 【義理父の精子提供】
フンっと口角を上げた後、当たり前のように言ってのけるのです。
「タダも同然で精子を提供する、私の精子は強力だからな……皆、喉から手が出るほど欲しがるものだ」
「一体、何人の人を…?」
聞くのが怖いけど口から零れ出た。
「さあな、数え切れん」
この世の中に義理父の血を引く子供が何人も居るのか。
そんな事が許されていいものなのか。
私には判断がつきませんでした。
彼女たちは自らそれを望んで義理父に抱かれているのだから。
夫には内緒で……或いは夫の承諾を得て。
不妊治療を受ける夫婦はごまんと居る。
高額な治療費を払っても妊娠出来ない人たちだって。
義理父も定期的にHIV検査や精子検査を受けているらしい。
その証明書を見せた上で行為に及んでいると。
噂が噂を呼び、書道教室に通わせながら精子提供しているようだ。
「清美がその気になればいつでも孕ませてやるぞ」
どう返事すれば良いかもわかりません。
確かに、昌彦さんとはそういった行為すらないのですから子供が欲しいと思っても今は難しいでしょう。
今は…?いいえ、おそらくこの先も。
ハッとしました。
私自身ももしかしたら義理父に抱かれに来ている彼女たちと同じなのかも知れない。
だからそのうち自分から言うだろう…と思われて。
女性だもの、子供は欲しい。
でもリミットはある。
抱いてもらえないなら抱いてもらえる人に頼るしかないものなの…?
そうまでして欲しいと思う人なら迷いはないだろう。
現にこうして抱かれている私は何の言い訳も出来ない。
でも昌彦さんにバレたらと思うと気が気じゃないけど、求められたら抗えないのも事実で。
こんなに淫らな姿……義理父以外には見せられない。
抱かれる事で女としてようやく呼吸が出来るのです。
それを義理父は与えてくれる。
昌彦さんには出来ないやり方で。
まさか自分が連続アクメに遭うなんて。
潮を吹く日が来るなんて。
義理父でなければ経験出来なかった。
「どうした?生徒に嫉妬でもしてるのか?」
してないと言えば嘘になるでしょう。
でも態度に出すのはどうかと。
私も良い大人です。
お願い、優しく髪を撫でないで。
甘えてしまう。