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水曜日の恋人
第3章 拘束されて鞭…
引っ越し自体は一瞬で終わった。
新居は備え付けの家具や調理器具が家電も備わっていた。

外国人の駐在員向けの借り上げの物件だから…と言ってたし、
内見の時もモデルルームみたいだと思った。

ちょうど、フローリストからも正式採用の連絡があり、
急に産休に入ったスタッフさんが出たとかで、
翌日の金曜日から仕事に入ることになった。

改めて雇用契約書とシフト表を提出したら、
すぐに仕事になった。
式場の装花が入っていて、
忙しくしてたらあっという間に週末は終わった。

月曜の夜に、酒井さんから電話が来た。

「水曜日に会いたい」

「えっ?毎週じゃないって…」

「承知しました。ご主人様だろ?」と笑う。

「会った時だけかと思って…」

「オナニーはしてないな?」

「仕事が始まってそれどころじゃ…」

「ふーん。まあ、良いや。
9時にマンションの前に迎えに行く。
ショーツとブラジャーはつけないで、なるべく薄いブラウスと短いスカートで来るように。上着は羽織っても良いよ」

「短いスカートなんて持ってないです」

「じゃあ、買っておいで」

「…承知しました。ご主人様」

「宜しい」
と言って、嬉しそうに笑ってる。


とはいえ、買い物に行く時間は取れそうになかったので、
水曜日の朝、
手持ちの服の中から一番短い膝丈の紺色のフレアスカートとペールブルーのブラウスをチョイスした。

下着は念の為、ポーチに入れてバッグに入れた。

鏡の前に立つと、
薄ら乳首が透けているので恥ずかしくなった。
自分にしては短めのスカートも気になって、
薄手のコートを着た。



今日はドアは開けてくれないので、
自分で後部座席に座った。


「おはよう。
横に置いてあるトートバッグを開けてごらん」

車を出すと、酒井さんが前を向きながら淡々と言う。

「ローターが入ってるだろう?
自分でクリトリスに当てて楽しんでなさい。
ちゃんと剥いてから当てなさい。
その前に、アイマスクもして、
脚を開いてスカートをたくしあげなさい」

「承知しました。ご主人様」と言って、
言われた通りにする。

多分、酒井さんはこちらを見て、
私が言われた通り、ショーツを履いていないのを確認したんだろう。

「いい子だね。
後でたっぷりご褒美をあげるよ」

そういうと、リモコンなのか、
ローターのスイッチを入れた。
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