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イケメンの向こう側♡
第12章 意識する時


倫太朗side

なーーんだよアイツら、楽しそうに笑いやがって(笑)

俺は練習を終え首から巻いたタオルで顔を拭きサッカーコートの外で笑っている祐司と果歩を眺めて歩いていた。

「倫太朗!!おっつかれー(笑)」

俺の肩に腕をのせそう言ったのは同じ2年の勇大。

勇大は外にいる祐司と夏帆を見て・・・。

「何あの二人って付き合ってんの???」

グサッ・・・(笑)

コイツよくもそうズバッと聞いてくるよな???

「いや、夏帆が補修になって今日3人で買い物行く約束してるから祐司が見てやってた・・・・」

そうそう!祐司は女に興味がない!!って言い聞かせてる(笑)

「そーなんだ(笑)お似合いだけどな??イケメンと学年で1番可愛い~野瀬ッって言っても妹の方な(笑)(笑)」

・・・・・・・・。

そう、夏帆は一卵性双生児で俺は中学から一緒だったから二人とも知っている。

姉の方は沙帆、似ているけど似ていない二人。

中学に入った時からそう言われていた。



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