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イケメンの向こう側♡
第12章 意識する時
夏帆は順調に補修プリントを終わらせ俺らが学校を出たのは13時過ぎ。
今日は試験後なので試験結果と補修の知らせのみで学校自体は午前中で終わりだった。
倫太郎は部活に顔を出し1時間程トレーニングして今日は終わりだと言っていたので俺らはその後買い物に行く予定だった。
夏帆と一緒に倫太郎がいるサッカー部のグラウンドが良く見えるベンチに腰を掛けた。
「あっ!倫太郎いたいた(笑)」
夏帆はそう言って笑いながら手を振っていた。
(笑)
倫太郎と夏帆は中学から一緒だったようで、でも中学時代はそこまで仲良くはなかったらしい。
高校に入って2年で同じクラスになってお互い同じ中学だったと思い出したような感じで仲良くなった。
そして席がたまたま近かった俺に倫太郎が話しかけてきて序に夏帆も話してきたと言う訳だ。
夏帆は倫太郎が走っている姿を眺め・・・・。
「なーーんかこういうのって楽しいね(笑)」
そう言ったんだ。
こういうの???
って???(笑)