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イケメンの向こう側♡
第14章 花火
倫太郎side
俺は浮かれてた(笑)
だってーーーー、夏帆と一緒に花火大会だぜ???
いやーーー、俺本当よく頑張ってるって思うよ!!うんうん(笑)
ウキウキしながら髪をセットしてると・・・。
「お兄ちゃんデート??」
ゲッ・・・・。
この声は・・・。
振り返ると1歳下の妹の真倫(まりん)が立ってニヤニヤしていた。
「うるせぇー・・・お前宿題終わったのか?」
すぐにまた鏡を見ながらそう言った。
真倫は笑って壁に寄りかかって・・・。
「私は計画的に先にさっさとやっちゃった(笑)ねぇ、夏帆先輩と行くの???」
・・・・・・//////////
こいつ本当に鋭い。
ワックスが付いた手を洗い、真倫の方を向くと真倫は笑った。
「そーーだよ!!悪いか???」
「夏帆先輩めちゃ可愛いのにねーーー(笑)私てっきり堂本先輩と夏帆先輩かって思ってた(笑)」
グサッ。
この馬鹿妹。
俺の繊細な心を突き刺しやがってーーーーーッ!!!!
「確かにあの二人仲いいけどー・・・別にそういう感じじゃねーーよ!!!」
そう信じたい(笑)
真倫は俺の前に来て顔を覗き込むと・・・・。
「もし二人が両思いだったらどうすんの????(笑)」
・・・・・・・・・。