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イケメンの向こう側♡
第19章 認める事
なんでそんなにー・・・。
沙帆は妹の事ばっか考えてんだ?
「お前だって祐司のこと好きなんだろ?」
俺がそう言うと沙帆は一瞬うつむき・・・・。
「別に私はー・・・・」
好きじゃないの???
「まだそんなにだし・・・夏帆はたぶん私よりずっと・・・・」
イヤイヤイヤ・・・・。
「夏帆がどうとかじゃねーーよ!!お前が好きなんだろって聞いてんだって!!」
つい・・・。
声がでかくなった。
沙帆は一瞬ビクッとして俺を見た。
・・・・・・・。
「祐司が好きじゃないなら明日俺と一緒にデートする?」
昼間あんなに強気だったくせに何なんだよ!!!
「俺だって高校卒業したら東京行くし??別にこの場だけじゃなく会えるぜ??」
何言ってんだ俺。
沙帆は俺の方をチラッと見て・・・・・。
「・・・そーーしよっかな・・・」
はっ?!
俺が勢いよく沙帆を見ると・・・・・。
沙帆は俺を見て笑って・・・・。
「だって(笑)どうせ東京戻ったら堂本君は夏帆と一緒にいるだろうしー・・・淳君格好いいけど中身も涼君よりまともっぽいし(笑)」
(笑)
そこ????
「てかさーー・・・夏帆とまた一緒にいるって祐司が言ったのか??(笑)俺は逆だと思うけどな???ってか、お前俺とデートするってことは俺とチューしていいってことだぞ?(笑)」
って言うと・・・沙帆はまたこっちを見て・・・・。
「プッ・・・(笑)・・・それは無理ッ!!!」
無理だとーーーーーーッ?!