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イケメンの向こう側♡
第2章 天使の一撃
祐司side
おいおいおいおいッ!!!
何お話だ何のッ・・・・って思ったが~・・・。
何となーーく想像はついていた。
俊也と桜さんはきっと東京に来るだろう・・・・。
それは・・・。
「朝一番で祐司・・・親父さんから電話をもらったよ(笑)」
キク爺はそう言って笑った。
・・・・・・・。
「引退する前に・・・最後の一仕事をするとな???(笑)」
キク爺はそう言って笑い髭を触った。
その言葉を聞いて・・・俺の脳裏には・・・
やっぱッ????
って・・・この二文字。
親父はもうそろそろ引退し会長職につきたいとそう言っていたんだ。
それは結城と涼が結婚した時からの話だ。
親父ももう65歳、そろそろ・・そろそろとずっと言いながらそれを引き延ばさせてしまったのは俺かもしれない。
「そうですか・・・(笑)・・・では東京に戻ったらしっかり父と今後の話をします。」
キク爺にそう告げると、キク爺はゆっくり歩いてきて・・・・。
「お前もそろそろ身を固め・・・OHをもっと大きな会社にしなさい・・・(笑)」
俺の手をぎゅっと握りしめ・・・。
そう言った。