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第22章 友人の変化

沙帆side

堂本君は・・・・。

制服を着てると高校生に見えるけど・・・・。

私服だと大人って感じがする。

体も大きいし・・・なんか落ち着いてるから・・・かなぁ。


堂本君の前に座ってずーーっとタバコを吸ってる姿を見ていると・・・。

堂本君は私の方を見て・・・。

「こっち来たら？(笑)」

って言うの。

優しい顔で・・・/////////

私は黙って堂本君の隣に座る・・と・・・・。

堂本君はニッコリ笑って・・・私の手を触った。

「さっきさー・・・俺と2学期から一緒に登校したりしたら俺も嫌な事されるって言ってたじゃん？？？？」

あ・・・・・。

思わず顔を上げる・・・・。

堂本君は笑って・・・・。

「沙帆は今嫌な事をされてるんだね？？？」

・・・・・・・。

優しい目だけど・・・・。

ギュッと手を強く握って・・・・。

「誰に何されてる？」

・・・・・・・・。

そんな・・・・。

自分が嫌がらせをされてる内容を好きな人に言うのは結構・・・キツイ。

ギュッと思わず手を握り返すと・・・・。

「誰に・・・何をされてるか言って？」


優しいけど・・・少し・・・強い口調。

私に怒っていないのは分かる。


顔を上げると・・・・。

堂本君は笑って・・・・。

「沙帆、・・・・俺、そういう奴嫌いなんだ(笑)・・・言って・・・・」