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第25章 家族

会社を出たのは18時過ぎ。

俺は足早に銀座駅の方に向かった。

なんで？？？(笑)

夕飯を一緒に食べる約束をしていたから・・・・・。

沙帆と。

銀座は渋谷と違って大人が多い、ビジネスマンやセレブっぽい人(笑)

俺は３年後この町で働くのか～って・・・ちょっと実感。



駅の方に行くと携帯をいじりながら銀座シックスの前で待つ沙帆発見(笑)可愛い白いレースのスカートにカットソーを合わせて珍しくヒールを履いていた。

ゆっくり近づき・・・沙帆の隣に立って携帯を覗き込むと・・・・。

？？？？？？

沙帆は慌てて顔を上げてきた。

携帯の画面はラインで・・・・。

そこには・・・。

『２学期から来なくていいから(笑)アンタいると空気悪くなる』

・・・・・・・・。

沙帆は慌てて携帯を終い・・・。

「あ・・・お疲れ様(笑)」

・・・・・・。

俺は沙帆の頭を撫で・・・・。

「美味しいもの食べに行こ(笑)」


胸が痛い。

あんなラインを貰ってるのか。

空気悪くなるどころか沙帆がいると俺はスッゲー元気になるけどな？？？

あんなライン送る奴どんな顔してるんだ。