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イケメンの向こう側♡
第26章 好きだよ
私の目の前に立って・・・・。
「本当にアッツーーー!!!カラオケ行く?」
そう言って手で顔を仰ぐのは・・・・。
「うん、カラ館開いてるかな?」
私がそう言うと・・・・。
「空いてんじゃない???」
静子はそう言って・・・歩き出した。
静子は同じ中学で・・・・あの沙帆が私のが好きだった人を弄んだ事件の時、私の味方になってくれた友達。
静子も同じ人を好きだったからお互い気持ちは分かるって・・・そう言って私達は仲良くなった。
カラオケに入ると静子は足を組みスカートをぺらぺらさせ・・・・。
「本当に暑い・・・(笑)てか最近あの子どう???マジ会ってなくてもムカつくんだけど(笑)」
あの子、とは沙帆の事。
私も足を組み・・・。
「また嘘ついてたよ???私この前堂本君と沖縄行ったんだけどー・・自分が行ったってとち狂ったように言いまわってる(笑)メチャ可哀そうになるよ~(笑)」
私がそう言うと・・・・静子はゲタゲタ笑って・・・・・。
「マジで???ねー・・そろそろあの子絞めちゃわない??マジで煩わしい・・・・」
確かに・・・・。
人の服とか持ち出したり・・・しかも勝手に彼氏とか作ってこっちを振り回しっぱなし・・・。
「殴るの???」
私がそう言うと・・・・・。
「知り合いに頼んでさー・・・なんかしてもらう???殴ったらまずいかな?」
・・・・・・・。
「見た目でバレたら不味くない???」
私がそう言うと静子は・・・・。
「なんかいい方法ないかな???ガツンとなんか・・・・」
ガツンと・・・か・・・・。