この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンの向こう側♡
第26章 好きだよ
夏帆side
静子とカラオケをしてカラ館を出たのは夕方17時過ぎ。
「どうする??何か食べに行こうかー???」
静子はそう言って携帯を出した。
んー・・家に帰っても沙帆が居たらまた気まずいし・・・・。
「今日静子の家泊まったらまずい???」
私がそう言うと静子は笑って・・・・。
「家そんな広くないけどいいよ???親も多分いないしー・・・」
静子の家はうちの直ぐ近くで両親は共働き。
私は直ぐに母親にラインをし・・・・。
静子は・・・。
「んじゃー・・ナンパ待ちでもする???」
・・・・・ナンパか~・・・・・・。
「いいよ、あんまり格好よくない人は嫌だよ?」
静子はナンパ待ちが好き。
私は・・・好きでもないけどちょっとちやほやされる感じは嫌じゃなかった。
ご飯もご馳走してくれるし・・・・。
2人でセンター街の方に移動しゲームセンターの前で壁に寄りかかって人通りを見ていた。
すると・・・。
もう直ぐに・・・。
「こんばんは(笑)・・・何してるの???」
そう言って声をかけてきたのはー・・・そこまで格好よくはない二人。
静子と目を合わせ・・・静子は私を庇うようにして・・・・。
「ごめん、タイプじゃない・・・」
そう言った。