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第30章 罠

OH本社

今日は受付業務研修・・・・。

って言っても受けるのは俺だけなんだけど。

現在10階フロアーで受付を任されているのは新庄司27歳。


「俺なんかが祐司の受付研修してもいいのかなぁー(笑)」

そう言いながらマニュアルを開く司さん。

司さんも圭太さんたちにも負けないくらいイケメン・・・なのになぜ受付？？？

「司さんはなぜ受付になったんですか？？」

凄く疑問。

司さんは笑って・・・・。

「最初はねー、俺も一スタッフとして働いていたんだけど～・・・その時の受付があまりスタッフの当て方上手くなくて売り上げが激減したんだよね～・・・」

へぇー・・・。

そんなに変わるんだ。

「圭太は当初からトップで発言権もあって、俺も圭太のチームにいたから二人で上に話をして～・・・その時俺が女性のプロフィールとかそういうのから合うスタッフを付けるのに特化してるって・・・(笑)圭太が推したんだ～・・・」

「やはりそんなに変わるものですか？？」

司さんは笑って・・・・。

「女性の話し方、目の向け方、仕草で大体その人がどんな男がタイプかは分かるよ(笑)あとは容姿の問題だけど～大体上級ならトップは必ず、後他2人、トップクラス2人は入れられないから最大5人まで写真で紹介して選んでもらう(笑)」