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第30章 罠

司side

こんにちは(笑)

俺は20歳でこのOHに入社。以来、圭太と駿平と一緒にこのフロアーを盛り上げてきた。

スタッフから受付業務へ転身、給料下がらないの？？？って思われた方いますよね？？

確かに毎月の報奨金は彼らに比べたら少ない。

しかし、受付は全ての始まり・・・・。

基本年俸平均8000万、ここでマッチングさせ新規加入報酬は1件当たり10万円、スペシャル会員入会報酬は1件30万と悪くはない。

今の俺？？？

んー・・・まぁ想像にお任せします(笑)


祐司は俺の後を継ぐ、稼ぎ手10階フロアーの受付・・・・。

俺は皆には内緒にしていたが外部の女性と長年付き合っていてその人と結婚したい。

祐司が育ち任せられるようになったら・・・。

辞めようと思っている。



って、まぁ俺の話はいいとして・・・。

祐司は凄く真面目だし、とにかくイケメン(笑)

最近彼女とうちのマンションで一緒に暮らしているという話を聞いたが・・・・。

「受け付けは女性と結婚したり付き合ったりはOKだから(笑)」

俺がそう言うと・・・・。

祐司は驚いた顔をして・・・・。

「そうでしたっけっ？！」

親父さん何も言ってないのか(笑)

「3年前に改正されて、ただー・・会社に女性を呼んだりあからさまな行動は控え、マンションも正式に入社したら出入り禁止(笑)俺は都内に彼女と過ごすマンション借りて彼女が住んでるから殆どそっちに行く感じかな(笑)」