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イケメンの向こう側♡
第30章 罠


夏帆side


堂本君にラインしてみたけどまた無視・・・・・。

私のイライラはかなり溜まっていた。

静子と待ち合わせをしてあまり行かない銀座に来てみたの。

何しに?


沙帆が・・・・・。

虐められてもう何もしたくなくなる瞬間が見たくて。



私と静子はそのビルの2階の違う部屋で憲太君の連絡を待っていたの。

落ち着いたらラインするからそしたら隠れて見てるといいって、

さっき源君からは連絡きて、

『俺はもう付き合いきれない。勝手にやってろ!』

って・・・・・

何マジになってんの?

ただの遊びじゃん。

ちょっと懲らしめるだけっ

なのに・・・・・


「なんか静かだね、防音してるのかな?」

静子がタバコを吸いながら言った。

「そうかもね、さっき沙帆から今から2階行くねってライン来たからもういるはずだけどね(笑)」

静子はタバコを消して立ち上がると部屋の扉を少し開けた。

・・・・・・・。


「ちょっと待って!止めてッ!」

えっ

沙帆の声が聞こえる。

「ちょっと何してるの?話し違うッ」

私が言うと静子は私を抑え・・・・・

「今行ったらうちらもヤられる・・・・・・」

えっ・・・・・・

嘘ッ




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