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第31章 全てが変わる

今日から新学期だ。

沙帆はいつも通り髪をとかし少し内巻き可愛いボブ・・・・。

俺の部屋で制服を着て・・・。

「少し切りすぎたかな？？？普通のおかっぱみたいじゃない？？？(笑)」

俺にそう言ってきた(笑)

「可愛い(笑)沙帆顔が可愛いから普通でも可愛い・・・」

本当にそう思った。


俺も制服を着て・・・一緒に部屋を出た。

手を繋ぎ歩いてエレベーターのボタンを押すと、直ぐに上から降りてきた。

「ね・・・やっぱ・・・学校は別々に行かない？？？」

沙帆はまだそんなことを言う(笑)

「なんで？？？(笑)帰りも一緒に帰るよ？？？」

そう言うと沙帆は・・・。

「でもー・・堂本君に迷惑をかけるかもだし・・・・」

「平気だよ(笑)・・・迷惑もかからないし沙帆ももう嫌な思いはしない・・・・」

ギュッと手を握ると・・・・。

チーーン・・・と、エレベーターが到着。

そこに乗っていたのは圭太さん。

「おっわっかいなーーー(笑)制服可愛いねッ」

俺らが乗るとそう言って笑う・・・。

「おはようございます(笑)」

沙帆とそう言うと・・・圭太さんは笑って・・・・。

「俺今日渋谷支社行くんだ～(笑)送ってやろっか？？？」

そう言って車のカギを出した。

「いやぁー・・圭太さんの車目立つからいいですよ(笑)何者が来たかと思われる・・・」

この時の俺にとっては圭太さん達の車は今思っても高級車だけど・・・。

高校生の俺にとっては・・・・。

「なんだよ(笑)最近女の子乗せてないから沙帆っち助手席ねーーー(笑)」