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第31章 全てが変わる

その日をきっかけに沙帆へのいじめは全く無くなり、でも・・・・。

沙帆を完全に無視をしていた女子たちは沙帆に話しかけるタイミングを完全に失っている様子。

しかし・・・。

意外な女子が最近沙帆といるのをよく見かけた。

「細江ってー・・・何きっかけであんな変わったわけ？？？」

倫太郎が外を眺め言った(笑)

俺と倫太郎は窓際の席。

外を眺めると沙帆とあの細江が一緒にジャージを着て歩いてる(笑)


「最近仲良くしてるみたいだよ？？？(笑)」

細江はあの始業式の日直ぐに沙帆に話しかけ・・・・。

謝って来たと沙帆に聞いた。

中学の時は勝手に誤解をして意地悪をしてごめんなさい。


そう言ったらしい。

彼女から夏帆の話題は出てこず・・・ただ言われたのは・・・・。

「中学の時、・・・凄く可愛い子だし本当は良い子だって知ってたし・・・本当は仲良くしたかった・・・・全て嫉妬だった。」

そう泣きそうになりながら言ってきた細江を沙帆は・・・。

「友達になろう(笑)」

そう言ったと・・・俺に言ってきた(笑)


沙帆らしい・・・・。