この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンの向こう側♡
第32章 Christmasの準備
沙帆side
夏休み前は・・・。
夏帆がこうやって堂本君に教えてもらいながら課題やってたの・・・。
私偶然見ちゃったっけな・・・。
夏帆は・・・。
全く学校に来なかった。
私も先生に呼ばれ説得をするよう言われたが私には何もできないと感じてしまいながらも・・・。
何度か実家に行き夏帆に話をしに行った。
が、
全く反応はない。
母に聞いたら、食事はしていてお風呂も母が寝た後にシャワーを浴びているようだと・・・。
でもそれ以外は部屋からは出てこない。
父も心配してなるべく帰るようだが誰の話も聞かないと・・・・。
もういい加減、医療の力を借りた方がいいかと・・・母も漏らしていた。
私は堂本君のマンションで暮らしている。
父に嘘をつくのは心が痛み・・・母が上手く話しをしてくれた。
夏帆との関係があまり良くなくて今は2人少し離した方がいいと思って堂本さんの厚意に甘えたと。
父は高校生の同棲はと一瞬顔を歪ませたが・・・一度堂本君が父の会社に出向き話をしてくれ・・・父も承諾した。
単純な父と母、OHの会社社長の息子という所に心が折れたらしい・・・・。