この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンの向こう側♡
第39章 自分が自分じゃなくなっていく・・・
「静子ーーーッ!!!あ、沙帆おはよッ(笑)」
静子と仲がいい女の子が走ってきて・・・・。
私と堂本君を見て・・・・。
「ねぇ・・夏帆って・・・退学したんだよね?」
・・・・・・。
私と堂本君は顔を見合わせた。
「そうだけど・・・なんで?」
私が言うと・・・。
「さっき私来るとき・・・制服着て居たような・・・・沙帆かと思ったけど沙帆が一人でいるってのも違和感だし~堂本君と一緒じゃなかったし・・・夏帆じゃないかな・・・」
・・・・・・・。
堂本君は私の手を強く握って・・・。
「中に入ろう・・・・」
そう言った。
私はうん・・って頷いて静子たちと堂本君と一緒に校舎に・・・。
・・・・・・・・。
一瞬振り返って辺りを見渡した。
・・・・・・。
夏帆が・・・。
来てる?
イヤお母さんも夏帆は家から出ていないって言ってたし・・・・。
まさか学校なんて・・・・。
「沙帆・・・行こう・・・」
堂本君に肩を抱かれ・・・。
「うん・・・・・」