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イケメンの向こう側♡
第40章 自分は自分
源side
夏帆は・・・。
全く俺の言ってることを聞かない。
悲劇のヒロインから抜け出せない・・・・・。
「・・・じゃぁ・・・そうやっていつまでもコソコソ一人ぽっちで仕返し考えてたら???」
そう言って立ち上がって煙草をポケットに入れると・・・・。
「別に・・一人じゃないし・・・・」
・・・・・・・。
「そういう奴はいずれ一人になる・・・(笑)自己中心的過ぎッ・・・・・」
そう言って・・・・。
夏帆に背中を向けた。
・・・・・・。
ガンッ!!!!!!
鈍い音が・・・・。
俺の背後でして・・・・。
頭を触ると、手に血が付いた・・・・。
え?????
ゆっくり振り返ると・・・・。
手にパイプ椅子を持った・・・夏帆。
・・・・・・。
俺殴られた???
膝から落ち、そのまま床に倒れると・・・・。
夏帆が俺のすぐ後ろに立ち、
俺を見下ろし・・・・
「何言ってるの?・・・私は自己中じゃない。沙帆が自己中なの・・・・変なこと言わないでよ(笑)」
コイツ・・・・・。
頭おかしい・・・・。