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イケメンの向こう側♡
第40章 自分は自分
夏帆side
・・・・・・。
血が出てる。
この人・・・このまま死ぬのかな?
足で源君の肩を揺すると・・・・。
源君は私を見つめて・・・。
「可愛い顔してんのに・・・勿体ないな・・・・」
・・・・・・・/////////////
直ぐにソファーに戻ってバックを持った。
・・・・・・・。
逃げなきゃ・・・・。
また直ぐに部屋の入り口に行くと源君が立ち上がって・・・・。
・・・・・・ッ?!
「お前・・・俺の家来るか?」
・・・・・・・。
何で?
源君は笑って私の方に手を伸ばし・・・・。
肩を撫でた。
・・・・・・・。
「強がるな・・・人のせいにするな・・・お前はお前だろ?」
・・・・・・・。
何言ってるの?
そんなの・・・。
分かってる。
でも許せない。
なのに・・・。
涙が出るの。
「アイツ等が戻る前に行こう・・・」
そう言って私の手を握って・・・ビルの階段を下りた。