この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンの向こう側♡
第40章 自分は自分
夏帆side
久々・・・・。
笑ったような気がしたの。
源君とはナンパで知り合って、結局私は彼をナンパしてきた軽い人って・・・そういう目でしか見てなかった。
何も彼の素性を知らなかった。
源君はタオルを見て・・・。
「あ、・・・血治まった(笑)」
えっ?!
私はまたソファーに膝立ちして源君の頭を見て・・・・。
「でもこれどうしたらいい???バンドエイドとか???」
消毒とかした方がいいよね・・・・。
私なんてことしたんだ・・・。
源君は笑って・・・・。
「消毒あったかな??・・・消毒してオロナイン塗ってなんか貼っておけば治るんじゃん???」
・・・・・・。
「救急箱ある???」
そう言うと源君はテレビ横の棚を指さし・・・。
「一番上に薬とか入ってる・・・・」
私はすぐに棚の前まで行き・・・・。
一番上の引き出し。
中を見ると・・鎮痛剤・・・風邪薬、胃薬・・・・
あっ・・消毒液あった(笑)
・・・・・・。
ん?????
その奥に・・・・。
なんだこの名刺・・・・。
奥にあった名刺の束。
・・・・・・。
OH・・・
第一営業部7階フロアーチーフ 高木源
・・・・・・・。
エッ?!