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イケメンの向こう側♡
第41章 初めて泣いた日


時期は・・・。

高校2年、夏。

あれから夏帆は・・・・。

私たちの前に姿を現さなかった。

お母さんに電話をすると・・・・。


『夏帆は出て行った』

その一言・・・。

え・・・・・。

何があったのか聞くと・・・・。

あの事件があった1週間後くらいに戸村君のご両親から連絡が合って・・・・。

被害届は出さないと・・・・。

戸村君は夏帆だと気づかず、私だと思い込んで夏帆と話をした中・・・・。

夏帆に対する暴言を吐いてしまったとそれを謝ってきたようだ。

うちの母はそれでも夏帆がしたことは絶対いけないことだからと探し出して警察にと言ったけど・・・

もう大事にしたくないし、とにかく夏帆をちゃんと見てあげてほしいとそう言われたそうだ。


そのまま夏帆を探したが見つからず、

5月に入って、夏帆から連絡があって・・・・。

友人の家にお世話になっていると・・・。

会って話がしたいと言ったら・・・一緒に来たのは年上のスーツを着た男性だった。


彼は今麻布のマンションで一人暮らし、経済的には余裕があるから夏帆がいつまでいても構わない・・・そう言ったと。

夏帆は以前とは比べようもないくらいまた明るくなり・・・。

そして・・・。

沙帆に謝りたいと・・そう言ったと・・・・。



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