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第41章 初めて泣いた日

静子side

今日は倫太郎は部活・・・。

私は倫太郎の部活が終わるのを教室で待っていた。

そうだ！！沙帆が今日・・・あの夏帆と会うって・・・。

なんかー・・・夏帆、源君と良い感じ？？なのか―・・よく分からないけど(笑)

沙帆によると20歳くらいの人と一緒に暮らしているとか？？？

源君くらいしか思いつかないしー・・・。

さっき、憲太から久々連絡来たと思ったら・・・・。

『夏帆と源の居場所知ってる？』

とか。

知るわけないし知ってても教えるわけない(笑)


「夏帆が本当にもう変わってたらー・・私も今度そのカフェ行こうかな(笑)」

沙帆に電話で言うと・・・・。

『お母さんはー・・・なんか変わってたって・・・(笑)』

そうなんだー・・・(笑)

まぁ、源君はちょっとまともな感じしたし・・・最初っから夏帆の事気に入ってたしね・・・・。

あの、OH徴収事件の日・・・源君は何も聞かされず現場に呼ばれた。

そして私達の企みを聞き沙帆に忠告をして帰ったんだ。

私たちの悪巧みには一切加担しなかった。


その後姿を消し、憲太とはあまりつるまなくなった・・・・。

真面目なんだか軽いんだか良く分からない人だったけど・・・・。

今夏帆の世話をしてるってことは・・・。

良い人なのかもしれない。