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イケメンの向こう側♡
第5章 蓮
祐司side
蓮はこっちにお辞儀をしエレベーターに乗って下に降りて行った。
「あれ??横浜の新人って・・・(笑)」
俊也がアイコスを吸いながらそう言った。
「そうそう(笑)・・・入ってすぐ顧客一気に作って先月あいつの担当入会者100人弱・・・保々フルコース会員で売上2億ちょい(笑)」
俺がそう言うと拓海が勢いよくこっちを見て・・・。
「2億ッ?!」
(笑)(笑)
そう・・・。
アイツはとんだ原石だった。
比呂や悠でも中々出せない数字。
アイツは入社何か月かで出したんだ。
「しかも蓮はその後処理もうまいから、自分のファンはちゃんと横浜に残してこっちに移動してくる・・・・」
横浜のお客様が銀座に移動しないようちゃんとお客様へのケアを忘れなかった。
俊也も拓海も口をぽかんと開け蓮が乗ったエレベーターを見つめた。
でもなぁ・・・。
(笑)
「ただな・・・難点がな・・・(笑)」
思わず出たその言葉。
二人は俺の顔をじっと見た。
難点がさぁ~・・・・・。
小さくため息をつき・・・。
「根暗なんだよな(笑)」
そう・・・。
アイツ根暗って比呂や悠が言ってる(笑)
一見何の問題もなさそうだが・・・。
人付き合いがな(笑)
特営2課大丈夫かな????(笑)