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イケメンの向こう側♡
第7章 ただのサラリーマンの俺
会社帰りに俊也を桜さんのお父様の会社まで送り・・・その後和也と拓海と銀座で飯を食って帰宅。
今日は実家に・・・って言っても誰もいないけど。
父は謎に沖縄に居るらしく・・・兄貴も今は沖縄の店にべったり。
どいつもこいつも沖縄沖縄!
・・・・・・。
南国ボケしてしまえばいいッ・・・最近そう思う堂本祐司です。
俊也が入って行ったビルは渋谷の一等地にあった、俺の実家は松濤の為直ぐ近くだ。
実家のガレージに車を止めると俊也からのライン。
『明日詳しい話をしに昼前に伺います』
・・・・・・(笑)
うまく乗り切ったようだな。
ラインを確認し直ぐに車から降り玄関に向かった。
鍵を開け中に入ると・・・・、まぁ当たり前だが静かな家だ。
お手伝いさん???
居てもいいけど誰もいない家で何を手伝うんだって話になるから要らねーかと・・・・。
廊下を抜けリビングダイニングに行き鞄をソファーに投げるようにして置きキッチンの冷蔵庫の前まで行き扉を開ける。
・・・・・・・・。
何もない事を確認し直ぐに閉めた。
・・・・・本当に何もない(笑)
まぁいいか、飯は食ってきたし・・・・。
あーーー・・・ビールくらい買って来ればよかったか。
棚に置いてあったミネラルウォーターを開け常温のまま頂く。
「はぁ・・・・・」
一息つきそのままリビングのソファーに腰かけ鞄からPCを取り出しメールを確認した。
新規事業の特営2課に関するメールだった。
メールを確認しながら携帯を出すと携帯は俺が今手が空いてることを分かっているかのように電話の呼び鈴を鳴らした。