この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月琴~つきのこと~
第1章 第一話【宵の月】 一
 小文は見かねて間に入った。
「うちに来てまだひと月というのなら、裏庭に迷い込んでしまったとしても不思議はないでしょう。卯之助さん、そんなに怒らないであげて」
 大店で知られる信濃屋の屋敷は広い。治助の言い分もあながち出たらめだと決めつけることはできなかった。小文に取りなされては、卯之助も引き下がるしかない。だが、卯之助にしてみれば、面白くなさそうである。
/176ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ