この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月琴~つきのこと~
第2章 第一話【宵の月】 二
 その瞬間、小文は泣きながら治助の胸に飛び込んだ。前と違って、治助はすっぽりと抱き込んだ小文の華奢な身体を力強く抱きしめた。
「ここに来れば、お嬢さまに逢えるような気がしたんです」
 治助の声が耳許で囁く。小文は歓びにその身体を慄わせた。涙が後から後から堰を切ったように溢れてくる。
/176ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ