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月琴~つきのこと~
第2章 第一話【宵の月】 二
 二人の逢瀬は続いた。夜毎、裏庭の桜の樹の下で、二人は唇を重ねた。治助はどれだけ狂おしく小文を求めても、けして身体まで重ねようとはしなかった。自分たちの仲が世に認められるとはけして思ってはいないけれど、せめてささやかなりとも祝言を挙げて、形だけでも夫婦となってから小文を抱きたいと言った。その治助の言葉を、小文は真摯なものと受け止めた。
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