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咲くのも、散るのも
第1章 予期せぬ再会
湿った海風が、白いカーテンを揺らしている。
外はまだ明るく、遠い海と空の境目は美しいピンクに染まっている。
かすかに波の音が聴こえる。
萌絵は拓海の誘導で、ベッドに横たわった。
ブーゲンビリアを思わせる鮮烈なピンクの、裾の長いワンピースを着ていた。
拓海は、指先を萌絵のつま先から太ももに向けて滑らせ、その柔らかなひだをめくりあげ、ショーツの上からクリトリスを探り当てた。丹念に愛撫され、両足の間から温かいしずくが滲みだす。