この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラストソング
第3章 甘い生活
「ごめんなさい。
やっぱり怖くて無理。
それに私…
好きな人がいるから」


その時、携帯が鳴った。


美和さんはサイドテーブルの携帯を確認してから電話に出た。


そしてそのまま立ち上がりデスクでメモをしながら英語で会話をしていた。


そして、電話を切ると、
「仕事になっちゃった」と言った。


「それと、ごめんなさい。
やっぱりセックスは出来ない。
洋平さんはとても優しくて好きよ。
でも…」


「判りました。
でも俺、美和さんのこと、
すごく好きです。
それだけは、判って欲しい」


「あ…洋平さん、
途中だったでしょ?
私、手伝ってあげれるよ?」


「えっ?」


「元の旦那さん、ゲイで私じゃ勃たないからって、
手や口で…。
それならやり方、知ってるから」って、
ちょっと哀しそうに美和さんがとんでもないことを言った。


「そんなこと、しなくて良いよ。
無理矢理、やらされてたんでしょ?
お互いに、気持ち良いからしたい時に、
そういうことはやるもんだと思う。
ま、ヤリたくないのに、
無理矢理勃たせようとされたこともあるけどさ」


「えっ?」


「いやいや、そうじゃなくて!
本当にそれ、やりたいって美和さんが思ったら、
いつかやってください。
そんなことされたら、1発で出ちゃいそうだけど」


「そんな…」
と、美和さんは紅くなる。


「俺も、美和さんが良いよって思ってくれた時に、
もっと身体中にキスして、
気持ち良くなって貰って、
美和さんのナカに入りたいと思う。
どんなヤツか知らないけど、
美和さんが想ってるオトコより、
俺の方が美和さんのこと、好きで、
幸せな気持ちになって貰えるように頑張る」
見えないライバルに宣戦布告もした。


「ごめん。
じゃあ、仕事の支度させて?」


「じゃあ、その前にもう1度、キスさせて?」


そう言うと、美和さんを抱き締めてそっとキスをした。
唇だけでなく、両頬と額、瞼にも。


「洋平さん、ありがと」
最後にそう言うと、背伸びして美和さんからキスをしてくれた。


甘い時間は呆気なく終わった。



「さて。
戦闘の時間だわ!」
美和さんがキリッとした顔になってた。
俺は部屋から出て、リビングのソファに座り込んだ。
/111ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ