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ラストソング
第3章 甘い生活
「無理矢理、産婦人科に連れて行かれたら、
私、子供が出来にくいってことが判って、
ほら!欠陥品だって言われて、
離婚することになったのね。
そしたら、神様がちゃんと見ててくださったのか、
彼に罰を与えたの」


「どんな?」


「なんかの薬物使って男の人とセックスしてる時に、効きすぎちゃって、救急車呼ぶ羽目になったのよ。
違法ドラッグだったから、警察沙汰にもなったわ。
それで、形勢逆転。
離婚は、あちらの落ち度ってことになって、
揉み消しに躍起になってた。
私の両親も大激怒でね。
それで、今に至るわけ」


「…」
なんて言って良いのか判らなかった。


「でもね、欠陥品ってことには変わりないの。
セックスするのも、あの痛さが蘇ってきちゃって、
怖くて出来ないし。
子供を授かる確率も殆どないから、種としての価値も最低だし」


「美和さん、俺は美和さんと一緒に居るだけで勃つよ?」

ほらっと言いながら、股間を触らせる。


「美和さんは、魅力的だし、
美和さんが良いって言ってくれるなら、
美和さんのこと、全身全霊で愛したいと思ってる。
オトコにしか欲情しないヤツの言ったことは忘れて。
痛いこととかもしないから…」


そう言って、美和さんにキスをして、
両方の胸に直接手の平を当てて、
優しく揉みしだいた。
手でギュッと掴みながら指先で先を刺激する。
そして、唇をそこに当てて、
ちゅぱちゅぱと舐めた。


「嫌だったら、力一杯、押しのけて?」


美和さんは放心したようになっていたので、
俺は更に乳首を刺激した。
舐めるだけでなく、
吸ったり、舌で転がしたりした。
唇で触れてない方は手の平と指先で丁寧に愛撫した。


美和さんが俺の頭を抱えるように抱き締める。
そして、時々、小さくて可愛らしい声を上げる。

俺は美和さんの胸の感触と美和さんの反応に我を忘れてしまい、
夢中で貪ってしまう。


美和さんの両脚の間に脚を入れて開かせると、
指先をそっと差し入れようとした。


「ダメ!辞めて!!」


美和さんは思いがけず凄い力で両脚を閉じようとした。
そして、後ろに回していた両手で、
俺の手首を掴んで引き剥がそうとした。

手も身体も声も震えていた。
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