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あおい風 あかい風
第2章 キス
 自分が 手にいれることができそうなものが あまりにも大きくて重すぎるような気がする。
 大輝はスターだ。いくつかの有名私立 大からスポーツ推薦の話があると 噂で聞いたことがある。学校側にしたら 名誉なことだ。

 お風呂では いつもより丁寧に あそこを洗った。
 自分で触ってみても どんな形をしているのかわからない。どこがあんなにきもちよかったのかもわからない。
 あのぬらっとした かんじ。

 きもちがいいと 濡れるんだ、わたしって。

 胸だって ほとんどふくらみはないし 乳首も陥没している。女の身体というには 不完全すぎる。
 大輝の唇の感触を思い出すと ぞ くっとして 埋まっていた乳首が ぷくんと顔をだす。

 わたしの身体って エッチなのかもしれない。
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