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あおい風 あかい風
第9章 乱
 急に唇を離したかとおもうと 毛布をはねのけた結月が ズボンを脱がせようとする。 慌ててとめようとしたが やめない。脱がされまいと起き上がりかけると 陽輝のまだ固くなっていないペニスを引っ張り出し 口に含んだ。
  あまりのことに「ゆうちゃん」と言ったっきり 言葉が出てこない。
 たったこの前まで 大輝と争って 陽輝を取り合いしていた少女だった。それなのに 今、陽輝の男性自身をくわえこんで 口をすぼ ませている。わけがわからなかった。

 「ゆうちゃん やめなさい」

 頭を抱えて 離そうとするが いよいよ深くくわえこむ。しかも 絶妙の舌使いだった。下の方から舌全体を横にふりながら舐め上げ 狩首のくぼみは尖らせて刺激してくる。少しづつ位置を変えて それを繰り返す。すぼめた唇が 斜めに上下する。先端までくると ゆるく吸いながら舌の裏側で撫で回す。鈴割れをちろちろ舐める。そうしながら ズボンを少しづつ下げ 陰嚢をゆっくり揉みしだいた。

 抵抗していても 次第に固くなってしまうのをとめることができない。

 陽輝は二十七歳だ。それなりの女性経験はある。それが 七歳年下の まだ少女だと思っていた結月に翻弄されている。
 今まで こんな気持ちのいいフェラチオをしてもらったことはない。

 結月は いつの間にか ズボンを膝のあたりまで引き下げ 手はペニスを握り ゆっくり上下させながら陰嚢を口に含んだ。陽輝は 初めて経験する快感に呻いた。

 いったい 誰に こんなことを教えられたのか。そのことがショックだった。
 結月は もう少女などではなく 知らない女だった。

 結月の舌がおへそから乳輪へと移動し しばらくくりくりと陽輝の乳首を愛撫した。こんな快感もあるのだと驚くばかりだった。

 結月は まっすぐ陽輝をみつめて言った。
 「もう こどもじゃないわ」

 ひとつため息をつき
 「そうみたいだね」
 「だから 今日だけ。今日だけ セックスして」

 その言い方はへんだよ、と思ったが 結月を抱き寄せただけだった。
 なんだか 頑張って背伸びしている幼さを感じてしまう。
 たっ た今、女であることを証明してみせたのに。
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