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第17章 濡れ透けの羞恥

「そんな……困ります……困ります……」

まゆが泣きそうな顔になる。

「あら、大丈夫よ……スプレーも電マも女性のお客さんしか使えないから……ねえ、美咲さん」

「そうそう、大丈夫……ここのお客さんの女性はみんな優しい変態だから」

「変態」にアクセントを置いて強調し、まゆの顔を見ながら美咲もニヤリと笑う。

そんなの困る……
困るのに……困るのに……

なぜかまゆの顔が上気する……これからまた恥ずかしいことをさせられちゃうんだと思うと……そう思うと……なぜか火照ってしまう……顔も体も火照ってしまう……。