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Memory of Night 2
第12章 夜のお散歩

だから晃に求められても浴室じゃいつも拒否しているのに、今、自分は何をしているのか。
頭ではそう思うのに、挿入した指を抜けずにいた。晃が馴らしてくれる時の動きを思い出し、宵も指を動かした。
先ほどよりも強烈な快感が背を這い上がってくる。
「ん……っ、ん」
白濁を放って間もないのに、すでに宵のは勃ち上がっていた。
思わず唇を塞いでいた方の手で前に触れた。
「あ……っ」
その瞬間、電流を流されたような快感が走る。
(これじゃ、あいつより俺の方が変態みてーじゃん)
晃を拒否しておいて、浴室で一人でしているなんて。皮肉なことに、羞恥や背徳感がさらに感度をあげているようだった。ダメだと思えば思うほど、したい欲求は高まる。
「あ……んん、んーっ」
宵はきつく唇を噛み、どうにか声を抑えようとした。両手が塞がってしまい、口元を覆うすべがない。
それでも手は止まらなかった。最初はおそるおそるしごいていた手が、どんどん速くなる。
硬くなった宵のから、先走りが滲んだ。だが、絶頂は近いはずなのに、なかなかのぼりつめることができない。わずかに残っていた理性が、ギリギリの場所で邪魔をしている。
前も後ろも、あと少し足りなかった。
「あ……晃……」

